首イボに尿素を使うと悪化する可能性あり!?その理由を徹底検証!

首イボ 尿素

 

一気に老けた印象を与えてしまう首イボ。そんな「老化」の象徴ともいえる首イボですが、実は尿素配合のクリームや化粧水でケアできるという情報があるのはご存知でしょうか?

 

一度できてしまうとなかなか自宅ではケアできないと言われている首イボを市販の尿素クリームなどでケアできるなら、「一度は試してみる価値あり!」って感じですよね。でも首イボに尿素が効くって本当なんでしょうか?!その理由を徹底検証してみました!

 

 

 

 

尿素が首イボに聞くと言われている理由?

 

尿素が首イボに効果があると言われている理由は主に2つあるんです。

 

尿素が首イボに効果があると言われている1つ目の理由

まず1つ目の理由は、尿素には古い角質を穏やかに取り除く効果があるから。首イボは古い角質が固まってできたものだと考えられています。本来なら古くなった角質はターンオーバーとともに剥がれ落ちるのですが「紫外線やお肌の乾燥・摩擦・老化」などが原因でお肌がダメージを受けるとターンオーバーが乱れてしまい、剥がれ落ちるべき古い角質が剥がれ落ちることができずにお肌に留まってしまうんです。特に首元は、

 

  • 紫外線の影響を受けやすい場所
  • 皮膚が薄く皮脂腺が少ないため乾燥しやすい
  • 服やアクセサリーなどで擦れやすい

 

 

といった理由からダメージを受けやすく古い角質が溜まりやすい場所といえます。尿素はこの「古い角質=首イボの原因を穏やかに取り除くことができる」ため、首イボに効果があると言われているんですよ。

 

 

尿素が首イボに効果があると言われている2つ目の理由

そして2つ目の理由は「尿素がイボの治療に良い」と学会で発表されたからなんです。日本臨床皮膚科医学会という学会での発表によると、ウイルス性のイボに尿素配合の軟膏を1日2回塗布したところ90%以上が数ヶ月で治癒するとのこと。他の内服薬や外用薬での治療効果は6割程と言われていますので、9割以上というのはすごい効果だということが分かりますよね。

 

【日本臨床皮膚科医学会速報】 ウイルス性のいぼに尿素軟膏療法、「治癒率92%」が報告

ウイルス性のいぼ(疣贅)は、治療に苦慮することが多い皮膚感染症の一つ。しかし、尿素軟膏を1日2回十分量塗布すれば、9割以上が数カ月で治癒する--。4月14日のシンポジウム3「ありふれているが治療に難渋する皮膚疾患」では、市立堺病院前副院長(3月末で定年退職、5月に東皮フ科医院を開業予定)の東禹彦氏が、尿素軟膏の“劇的な効果”を多数の症例と共に提示した。

引用:日経メディカル 

 

 

尿素は首イボを悪化させてしまうかもしれない「諸刃の剣」?

 

こういった情報が根拠となって「首イボには尿素が効果的!」と言われているんです。

 

「ほほう…では早速尿素配合の商品を使わなければ!」

 

なんて思ってしまってもおかしくありません。

 

 

「でも、ちょっと待って下さい!!」

 

 

確かに尿素は首イボに効果がありそうなにおいがプンプンしています。だけど実は尿素はもしかしたらその首イボを悪化させてしまうかもしれない「諸刃の剣」なんです!では「尿素が首イボに効果がある」と言われている根拠はちゃんとあるのに、なぜ尿素には首イボを悪化させてしまう可能性があるんでしょう?

 

それは首イボに効果があると言われているその根拠、「尿素の角質除去効果」にあるんです!首イボの原因は確かにお肌に留まってしまった古い角質ですが、この角質が剥がれ落ちなくなってしまう理由はターンオーバーの乱れでしたよね。

 

このターンオーバーの乱れは「紫外線やお肌の乾燥・摩擦・老化」などが原因で起こるお肌ダメージということは先程ご説明しました。実は尿素の角質除去効果は…

 

 

「お肌の乾燥や摩擦を悪化させてしまう可能性があるんです!」

 

 

どういうことかと言うとですね、お肌というのは日々徐々に生まれ変わっているんです。この生まれ変わりのサイクル(ターンオーバー)が遅くなってしまうと古い角質がお肌にとどまり続けてしまうんですが、尿素にはその古い角質を強制的に柔らかくしてお肌から剥がれ落ちやすくするという効果があるんですね。

 

尿素によって古い角質が剥がれ落ちると新しくて柔らかな角質がその下から顔を出すんです。ですが首は皮膚がとても薄い場所。いくらターンオーバーが乱れ古い角質がたまっているといっても、その量はそこまでたいしたものではありません。そんな皮膚の薄い場所に毎日尿素を塗っていたら、剥がれ落ちるべき古い角質はすぐになくなり「お肌に留まるべき現役の角質」まで剥がれやすくなってしまうんです…

 

まだ現役の角質が剥がれてしまうと、その下から出てくるのはまだ成長しきっていない子供の角質。この角質はまだ未熟なため水分を十分に保持できません。そしてバリア機能も弱いため摩擦などの刺激を受けやすくなってしまう…「お肌の乾燥」や「摩擦」はお肌のダメージに繋がり首イボの原因となってしまうというのは先程もお話ししたとおりです。

 

 

「そう!尿素を使って古い角質を取り続けることで首イボを悪化させてしまう可能性があるってことなんです!」

 

 

あれ、でもさっき、尿素は首イボに効果的!って学会で発表されたって…

 

 

 

 

尿素はイボの治療に良いって学会で発表されているんでしょ?!

 

はい、確かに尿素がイボ治療に効果があったと発表はされています。ですが実はイボには種類があるんです。一般的に「皮膚が盛り上がった小さなできもの」をイボと呼び、イボは「ウイルス性」と「非ウイルス性」に分けられます。

 

ウイルス性のイボはかかとや指などの角質の分厚い場所にできやすいという特徴があり、角質の薄い部分にはできにくいと言われています。ですから、比較的皮膚の薄い首にできるイボのほとんどは「非ウイルス性の可能性」が高いということですね。

 

尿素の効果は首イボとは無関係だった…

学会で発表された「尿素が効果を発揮するタイプのイボ」は実はウイルス性のイボなんです!「非ウイルス性の可能性が高い首イボに対してではない」んですね…がっかりですね…つまり、尿素が首イボに効果的とされる理由の1つは「諸刃の剣」で、2つ目は「首イボとは無関係」ってことなんです!